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薪ストーブ料理修行中(ゆるめ)

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寒い日も少なくなってきましたが

薪ストーブの季節も終わろうかという3月、せっせとストーブ料理の感覚を脳と身体に落とし込もうと試みています。

前回ご紹介したパウンドケーキ作りがおもしろかったのと、このところの光熱費高騰への対策ですね。

いや、冬の光熱費をブチ上げる薪ストーブを焚きながらコストカットなど語るのもどうかと思いますが(笑)ストーブの熱を有効に使いたいという意味です。

前回記事でも少し書きましたが、ストーブでおつゆものや煮物はよくやるけどそれ以外はあまり経験がないので、やったことのない方法を試してみようと。

薪ストーブで焼く酒粕パウンドケーキ
冬は薪ストーブの季節 寒い時期の我が家は、薪と火の力で暖められています。 暖かさのほか、料理をするのも薪ストーブの楽しみのひとつ。 先日、思い立ってストーブでお菓子を焼いてみましたよ。 ワタクシお菓子作り初心者でありまして 「焼いてみました...

 

一人ランチのときには、琺瑯容器にごはん・前日の残りおかず・野菜を入れて

(↓写真では隠れてますが、野菜の下に色々入ってます)

 

アルミホイルで蓋してストーブに置いとく。とか、やってます。

 

途中、思い付きでバター入れてみたりしつつ待っていると

 

チャーハンのような混ぜごはんのような料理ができます。たのしい。

物事のやり始めはこういう簡単な作業を繰り返すのがいいように思っています。

これで得られるのが「慣れる」という感覚でして、そうしているうちに「こういうこともやってみようかな」って閃いたりして勝手にできることが増えていきます。

そうだ、コロッケを作ろう。

炉内でさつまいもやじゃがいもを焼くというのは薪ストーブの定番料理。

じゃがいもと言えばコロッケ、ってことで、コロッケ作りの一部をストーブでやってみました。

↑素材を加熱中。

五徳の上:琺瑯容器に挽肉とみじん切り玉ねぎを入れたもの

五徳の下:じゃがいもを湿らせたキッチンペーパーとアルミホイルで包んだもの

燠になった炉内に置いてしばらく待つと・・・

おお、いい感じ。

ちゃんと挽肉&玉ねぎに火が通りました。

じゃがいもはもう少し時間がかかりましたが、

こちらも蒸し上がりました。

後は普通の手順で加工します。

じゃがいもを潰し

 

挽肉と玉ねぎを混ぜて塩コショウ。

日中にここまでやって、夜に揚げることにしました。

なお揚げるのはコンロとフライパンでやります。

ところが

揚がったコロッケ(の一部)。

おお?(笑)

タネがゆるすぎて、成形ができんかったです。(でもそのまま揚げた)

食べてみたら普通にコロッケの味してましたけど、「スコップコロッケをわざわざ揚げた」(←?)みたいなテクスチャというか、要するにまとまってませんでした!(笑)

書いてて笑えてきた。

このゆるゆるのタネ、「薪ストーブは加熱時間が長くかかる」という点が関係していると思います。

フライパンを使ってコンロで炒めるよりも時間をかけて加熱されるので、素材の水分が出やすいっていうやつですね。

確かに、加熱後の挽肉と玉ねぎがちょっと水っぽかった。

しかもこのとき使った玉ねぎは、新玉・・・うん、みずみずしいね・・・(笑)。

「水分」がカギである。

ここからはストーブ云々ではなくて私の作業の振り返りになりますが(笑)

挽回できる分岐点はあったんです。

私がそれらを全スルーしたことで揚げスコップコロッケになったわけですね。

 

分岐1:

加熱後の挽肉&玉ねぎが水っぽかった。

のに、私はそのままじゃがいもに混ぜた(笑)。

→ここで水分を除いてからじゃがいもに混ぜるのが正解でしたね。

 

分岐2:

タネがゆるいのに「まいっか」って無理やりパン粉つけて揚げた。

→パン粉をつける前に、タネにキッチンペーパーを乗せて水分を取るとかしたらちょっと違ったかも。

 

つまり「薪ストーブで食材を加熱する場合は水が出やすいから、作りたいものによっては注意」っていうのを分かっておけばいいということですね。

(逆を言うと、薪ストーブと無水調理はとても相性がいいです)

料理において不要な水気を取り除くのは基本ですが、基本こそ大事なんですな。

でも、ちゃんとコロッケの味だったしマズイというもんでもなかったので、これはこれでよし、としている自分は不真面目でなかなかいいと思います(笑)。

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