※当サイトの一部コンテンツにはプロモーションが含まれます

薪ストーブで焼く酒粕パウンドケーキ

Uncategorized

冬は薪ストーブの季節

寒い時期の我が家は、薪と火の力で暖められています。

 

暖かさのほか、料理をするのも薪ストーブの楽しみのひとつ。

先日、思い立ってストーブでお菓子を焼いてみましたよ。

ワタクシお菓子作り初心者でありまして

「焼いてみましたよ」って普通に書いてるけど、お菓子はほとんど作ったことがなくてね(笑)。

それがなぜこのようなことを、というと、冷蔵庫に使いかけの酒粕があって、レシピを検索したら「酒粕入りのお菓子」っていうのが出てきたのでちょっと興味を惹かれたのです。

お酒の香りがするお菓子。なんかおいしそう。

ということでどんなものを作りたいか、まずは脳内でイメージしてみました。

チョコやプリンもいいけど、小麦粉の焼き菓子がいいな(粉の質感+酒粕の香りという組み合わせがこの時の気分だった)。

焼き菓子の中でも、クッキーよりケーキみたいなのがいいな(つまりちょっとしっとりしたやつがいいらしい)。

でもベーキングパウダーとか無塩バターとかないからホットケーキミックス(たまたまあった)で作れるレシピで! あと初心者OKのやつ!

・・・という経緯で辿り着いたのが、ホットケーキミックスで作る酒粕パウンドケーキでした。

混ぜて焼く。以上!

我が家にはケーキ型がないんだけど、パウンドケーキなら代用可能な琺瑯容器があります。

これならやれる・・・!

ついでに薪ストーブの炉内調理も初心者ですが

薪ストーブを料理に使う時には、大きく2通りの方法があります。

1:ストーブの上で料理をする

材料と調味料を入れたお鍋なんかをストーブの上(天板)に乗せておく方法です。

コンロよりもゆっくり加熱されるので、煮物やおつゆものは素材の味がよく出ます。

加熱時間も細かく気にしなくていいので私のお気に入りの調理方法です。

焼き物もできるけど、油が跳ねたりしてストーブが汚れやすいのと、我が家の機種は天板の温度がやや上がりにくいのであまりやってないですな。

 

2:ストーブの中で料理をする

ストーブの炉内は高温になるので、グリルとかオーブンのような使い方ができます。

が、私はこちらをあまりやったことがありません(汗)。

焼き芋やお餅ぐらいは焼いたことがありますが、薪ストーブは温度や火力の調整があまりできないので何となくハードルが高いように思っていました。

今回のパウンドケーキはこちらの「2」の方法で焼きます。果敢に挑みます。

作ってみる

材料を混ぜて型に入れる→炉内へ

インターネットで見つけたレシピを参考にやってみました。

酒粕50g、卵1個、砂糖、牛乳100ml、油(我が家はオリーブオイル)を混ぜて、ホットケーキミックス200gを加えます。

それをクッキングシートを敷いた琺瑯容器に流します。

容器は無印のものを使いました。琺瑯は便利でいいね。

 
ストーブに五徳を置いて、琺瑯を乗せます。

 

前方から見た図。

 

炉内は燠が落ち着いてきたくらいの状態。

ここからどうなるのか?

ケーキはさ、たぶん膨らむのよね(無知)。

炉内の温度は測ってないけど、果たしてこれでいいんだろうか。

15分後。

!!!

ほんとに膨らんでるじゃん!

なんか・・・なんかスゴイ(笑)。

私はただ材料を混ぜただけなのに、ちゃんとお菓子っぽくなっている。

しかも、よく分らんからとストーブの中に適当に置いただけだというのに。

底の方が焦げたりしてないか気になるけど、今のところ焦げたにおいはないのでこのまま待ちます。

さらに15分経過。

パウンドケーキらしい見た目になってきたような。

大きさは15分前とあまり変わりませんが、中央の割れてるとこが少し広がりました。

最初、容器にケーキのタネを流し入れたときは「あ、容器が大きすぎたかな」って思ったんだけど、これでちょうどよかったわ。

膨らむんだから大きめのに入れないとダメだわ。

ってこの時点で気づきました。

さらにさらに15分経ちました。

うっすらと色付きました。

私のパウンドケーキのイメージはもうちょっと焼き色が付いてる感じなんだけど、炉内の温度がだいぶ下がってきて「ぬるい」ぐらいの状態なので、焼くのはこのへんが限界かなということで取り出しました。

焼き時間はストーブの温度によって変わりますが、今回は45分焼いたことになりますね。

一応、ケーキに串を刺してみて何も付かなかったからいける。はず。

 

クッキングシートを開いてみる。

おお、なんかよさそうじゃない?

お酒の香りがとてもいいです。

 

ご参考:側面と底部の様子。

手前側の方が茶色が濃いのは、そちらがストーブの中央(燠がたくさんある方)に近かったためです。

けっこう違うものなんですな。

そして、これを温かいうちにラップで包んで冷めるまで待つべしとのこと。

その前に端を切って試食。

ちょっとポロポロしてるけどおいしいじゃないの!

冷めるまで待ってみましょう。

↓ラップ中

 

3時間ほど置いて、おやつにいただきました。

底の方は少しパサついてるかな~という感じですが、上の方はしっとりで、酒粕のほのかな香りもあって大変おいしかったです。

これは是非また作りたいやつ。

ストーブ料理の経験値も少し増えました。

もっと炉内を使えるようになれたら楽しいかも。

思い付きでやってみたことでしたが予想以上の収穫でした。

 

***後日追記***

別の日にまた焼いてみましたよ。

ちょい焦げ。中は無事でした。

焼くときのポイントは燠の残り具合ですな!

コメント