共働きをしていた頃、食事はできるだけ自分で作ることにしていました。
仕事と最低限の家事だけで過ぎていく平日と、平日にできない家事を消化したら(し切れなくても)終わっている週末。自分のことは次々後回しで、後回しにしたことすら忘れていくようなこんな生活、食事までお座なりにしたらもう救いなんてありゃしないわ。ぶつける先のない怒りとともに私は頑張ることを決めたんですが、料理ってけっこう大変だし、そもそも私は料理が大好きなわけでもありません。キライってほどでもないけど。つまり自分にとって少しでも楽なやり方を見つけることが必要だったのですね。
献立の組み方を考えた
今回は献立の組み方について。私には「1回の食事に使う素材を4つの要素に分けて考える」というやり方が合っていると分かりました。
まず、食材を以下の4つに分類します。
【A】タンパク質(肉・魚・卵・豆腐や厚揚げなどの大豆製品)
【B】緑黄色野菜(小松菜・にんじん・ピーマンなど)
【C】淡色野菜(キャベツ・玉ねぎなど。いも類もココにしています)
【D】海藻やキノコ(わかめ・ひじき・しめじ・椎茸など)
そして【A】~【D】それぞれのグループから、1つもしくは複数の材料を選びます。なるべく全てのグループから1つは入れるようにしますが、できない時は無理をしません(重要)。
ここに、「味つけのベース(味噌味、醤油味、塩味など)」と「調理法(炒める、煮るなど)」を更に組み合わせると、献立ができあがります。
具体的な献立は、たとえばこんなかんじ。
主菜・・・豚バラ・小松菜・れんこんの甘酢炒め
副菜・・・にんじん・玉ねぎ・キャベツのサラダ(オリーブオイル+塩こしょうドレッシング)
副菜・・・わかめ・じゃがいも・しめじのおみおつけ
この方法の利点は
・食材や味のバランスが偏りにくい
・「最近、海藻使ってないな」など不足気味の食材に気づきやすい
・組み合わせ次第でバリエーションを広げやすい
というところです。
ただね、これは、きっちりやろうとしないことが大事です。「毎回、絶対に4つのグループ全部の食材を入れなければならぬ」などマジメなことを考えてはいけませんし「今回は緑黄色野菜が超少なかった。失格」とかもダメです。3日とか1週間ぐらいの間でだいたいバランスが取れていればまあいいかな、とか、1週間でできなければ半月でもいっか、ぐらいに思っとけばいいです。
ということで、次回、この方法のメリットをもう少し書こうと思います。
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