生鮭から自家製の塩鮭を作ることができます。
(本来の塩鮭の作り方よりも手軽な方法で作ります)
・・・普通にスーパーで買ってくればいいものをわざわざ作るっていうね(笑)。
でも、なんでか分からないけどこれがおいしいので、手順をご紹介します。
鮭を寝かせる分の時間はかかりますが、作業は難しくありません。
材料
《自家製塩鮭》
・生鮭:必要な分だけ
・塩:鮭の重さの2%(※)
・酒:適量
他に、キッチンペーパーとラップを使います。
※塩の量は、我が家は2%にしていますが、お好みで増減できます。
市販の塩鮭の塩分濃度は、以下のような目安があるそうです(公的基準ではないようなので、ご参考までに)。
3%未満:甘口
3%~6%未満:中辛
6%~10%未満:辛口
もし迷っちゃったら、まずは少ない塩分で作ってみるといいかもです。
味が薄かったら、食べるときにお醤油など足しましょう。
(塩鮭に限らず、味は濃すぎるより薄すぎる方が、リカバーしやすいです)
作りましょう
【1】鮭を買ってきました。
今回は2切れで243gあります。
塩(2%)は4.86gですが、切りの良い5gにしました。
【2】鮭にお酒を振って5~10分ほど置き、水分を拭き取ったら塩を鮭の両面にまぶします。
厚みのあるところには塩を多めに、薄いところには少なめに振り、手で軽くなじませます。
【3】鮭をキッチンペーパーで包み、更にラップで包んで、冷蔵庫で一晩から二晩寝かせます。
我が家では二晩寝かせることが多いです。
これで塩鮭の完成^^
【4】二晩経つとこのようになります。
写真では違いが分かりにくいですが、少し水分が抜けてます。
【5】焼いてみました^^
当たり前ですが、本当にごはんによく合います。至福。
鮭の皮は食べる派です。皮をパリパリに焼くことは必須任務。
(魚の皮、けっこう好きです。修学旅行で、焼鮭の皮を食べない子が多くて衝撃を受けた過去あり)
きっかけは成り行きで
でね。
スーパーで普通に売られてる塩鮭を、なんでまた自分で作ろうと思ったか。
これは数年前、スーパーで日本産の鮭を使った塩鮭が見つからなかったから、というのがきっかけでした。
当時、私は毎日の食事から食品添加物をなくそうと色々試しており、食材の産地もできれば日本のものをと考えていました。
自宅近くのスーパーだと塩鮭は海外産だけでしたが、生鮭なら日本産のものがありました。
あれ、もしかしてこの生鮭を塩漬けみたいにしたら塩鮭になるんじゃ? 検索検索。
そしたら普通にレシピが見つかったもんで、そんならやってみるかと。
で、作ってみたらこれがおいしかったのですねー^^
市販のと何が違うのか、いまだに分からないけど(ミステリー)。
今は産地のことより、自家製のがウマイという理由で作っています。
焼鮭はお助け料理
塩鮭なら焼くときに味付けを考えなくていいので助かりますし、塩鮭を作るときも機械的に2%の塩を振ればいいので「加減する」という作業が要りません。
私にとって、料理で大変なことの1つがこの「加減」なんです。
多分、私だけじゃないと思うけど^^
味の加減とか、火の通り具合とかね。
もちろんこういうところに料理の面白さがあるんですが、けっこう五感と頭を使うので疲れるのも事実でありまして。
鮭を焼く際は、中まできちんと火を通す必要はありますが、切り身だったらあまり時間もかからないし、気になるときは真ん中をちょっと割ってみれば焼けているかどうかすぐに分かります。
また、味付けのことを考えなくていい分、全体で見ると負担が軽いのですね。
あと、焼鮭は、焼いた後に冷凍しておけば後日さらに手軽に使えます。
冷凍してもあんまりパサパサしたりしない気がする。
焼き魚は焼き立てが最高なのは間違いないけど、毎回そうも言ってられんよねえ。
我が家はあまり食品を冷凍しないのですが、焼鮭はたまにやります。
え、作ってみようかな・・・って思ってしまった方は、自家製塩鮭、ぜひどうぞ^^
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