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大根の煮物(しみしみ)の作り方

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先日、夫の両親が遊びに来てくれました^^

そのとき食卓に載せた中のひと品、春大根の煮物。
私のお気に入りの作り方をご紹介します。

切って、干して、煮る。
お気に入りの作り方といっても特段珍しいものじゃないんですけども(笑)。
手順は以下の通りです。

1・大根の皮を剥いて切る
2・半日ほど大根を干す
3・下茹でして煮る

まずは、切り方
皮を厚めに剥き、厚めの半月切りにします。


皮は他の料理に(後述します)

剥いた皮は適当な長さに切ります。
干すと独特の食感がとてもいいので、個人的にちょっとテンション上がる部位です。

干します
網を敷いたバットとかに大根を並べて、半日ほどお日様と風に当てます。
干している間に出かけるなどの理由で外に出しておけない場合は、日の当たる窓辺でもよいかと。



茹でて煮る
◆下茹で
調味料で煮る前に下茹でをします。大根が柔らかくなるまで水から茹でます。
本来ならお米の研ぎ汁とか、お米を入れた水で茹でるのですが、無洗米LOVERかつ適当な私は水で茹でています。

◆煮る
茹だったら一度お湯を切って、新たに大根がかぶるくらいの水を張り、昆布・干し椎茸と調味料を入れて一緒に煮ます。
(水を張ったところに昆布と椎茸を入れ、柔らかく戻るまで置いてから煮ます)

味付けは醤油と、少量のみりん。
調味料について、私は、始めに醤油を少し入れて数分煮て、煮汁に大根と出汁素材の味が出てきたかなと思ったら醤油を追加し、その後に味見しながらみりんを足して調えるというふうにしています。

◆煮るのはどのくらい?
時間的には、10分ぐらい煮て火を切ってそのまま冷ます、というのを、余裕があれば2回やります。
(1回でもどうにかなるかな・・・煮る時間を20分ぐらいにして、冷まして煮汁と一緒に次の日まで冷蔵庫に置いとけば沁みるかも)

できあがり
上記のように調理して、翌日まで寝かせました。
いい感じにできました。

半分に切ったところ。

いろいろ補足
上記手順についてのあれこれ。

◆切り方について
半月切りにすると、輪切りよりも味が沁みやすいです。

また、大きさが食べるときにちょうどいいと思ってます。
ごはんのときは他のおかずもあるから、大根が大きすぎないほうがいい。
そして大根の煮物にはちょっと厚みがあってほしい。ので、このカタチ。

あと、面取りは気が向いた時だけやります。
(面取り:野菜の切り口の角を薄めに切り落とすこと)
煮崩れ防止とか、味がよく沁みるように面取りをするのですが、「やらなきゃダメ絶対」じゃありません。家庭料理だし大丈夫です。
私の感覚ですが、煮崩れが気になったことはなく、半月切りだと味も入ります。
(面取りをした場合、切り取った部分は適当に他の料理に混入させています。おつゆものとか)

なお、この切り方だと隠し包丁もナシでいけます。

◆干すことについて(干すのには時間が必要・・・)
半日干すとなると、思い立ってすぐにこの料理は作れないということになりますが、干してる時間はないんだよなぁ、という場合もあります。

私は、もし時間がなければ、「できる範囲でやる」ぐらいにしています。
干した方が後の工程が楽なのは確かですが、干さなくても大根は煮えるし、多少味の沁みが薄かったなどの結果になっても世界は壊れない(笑)です。

◆下茹でと煮方について
下茹でしないで、直で調味料に放り込んでも煮えるけどね(昔はそうしてました)。
でも茹でてから煮た方が、大根の癖が弱まります。

煮るときは、出汁素材(今回は昆布と干し椎茸)でしっかりと出汁の味を入れるとよいです。
大根だけじゃなくて、昆布と椎茸ももちろんおいしくなります。

最後に、皮の使い方
我が家では、炒めるか漬物にすることが多いです。

炒めるなら
・ごま油&ちりめんじゃこ炒め
・肉野菜炒めに追加
・にんじんやれんこんと一緒にきんぴらに

漬物なら、塩漬けもしくは昆布と醤油で漬ける、など。
今回は、薄切りにしたにんじんと梅酢漬けにしました。

漬けた大根の皮をサラダに入れるとか、炒め物に入れるのもいいです。
干した皮は地味に活躍してくれます。ひそかにオススメ。

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