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東京から「ちょい田舎」へ

東京で生まれ育った私が今は「ちょい田舎」に暮らしておりますが、東京にいた頃とだいぶ違うのは「五感を使った生活が自然とできている」ということだと思います。

季節は動いている
今の家に越してしばらく経ったある日、移動中に街路樹を見てふと「東京の景色って動かないんだな」と思いました。

当たり前かもしれませんが東京に比べて現在の住まい周辺は緑が多く、大きな街路樹がたくさん植わっています。
冬に葉を落として春に芽吹く様子が、見ようとしなくても目に入ってきます(なにしろ木が巨大で本数も多いので)。
寒い間、しんとしていた景色が、気付いたら新緑の色を纏っている・・・

おおこれは、季節のうつろいと言うやつですな!(実感)

今まで知識でしかなかったものが体感に変わった、ような気がした瞬間でした。

東京の風景はアスファルトとコンクリートが大半ですから、季節と共に変わるものが、こちらほどなかったなと思います。
季節の目安といえば「暑いor寒い」「日暮れが早いor遅い」ぐらいでしたな・・・あとは「里芋が安くなってきた。もう秋か~」とか「テレビで麦茶のCM増えてきたなー夏だなー」とか・・・。

※でも東京は好きです。体が2つあったら東京と田舎両方に住みたい。

窓を開けたら蛙の声
五感に届いてくるものはいろいろあります。

春になると鳥の声がする。
夜に窓を開けると蛙の声が聞こえる(しかもかなり個体数が多そう。どこにいんのそんなに)。

冬に枯れた庭の芝が、ゴールデンウィークぐらいにはもう刈らねばならないぐらい伸びている。つまりこの記事を書いている今、芝刈りせにゃと思っております。

庭木の新芽が美しい頃、家から外に出ると、暖かい空気の中に土と緑のいい匂いがする。

庭の畑で、野菜が日ごとに生長している。

(ネギは無限に伸びます。納豆ネギ入れ放題)

ちょい田舎暮らしもよきもの
こういうことが、気付いたら自分の毎日の一部として普通に存在していました。

東京を離れてしまって本当によかったんだろうか、など、今もチラリと考える瞬間はあります。
何と言っても東京の利便性って素晴らしいですね・・・ちょっと電車で移動したら銀座でも新宿でもあっという間。
オシャレな雑貨だって気軽に探せます。ハンズとかロフトもすぐ行ける(イイネ)。

でも田舎の生活は、生き物として自然な感じがしてこれも好きなんだよねと納得する場面が多々あるので、東京も田舎も好きってことで、好きなものが増えたならそれってラッキーよねと思っています。

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